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![]() ちょうど一年前、1/16日に、jazzフルートの太田朱美ちゃん率いるRiskFactorというバンドと、生の彫刻する音にあわせて音楽を演奏する、というイベントをしました。 あれからはや一年、 また同じメンバーで、ひとつづつ年をとり、ライブ彫刻&ジャズのライブを実現させることができ、とってもうれしく楽しい時間でした。 ことのはじまりは、私がある日、 「彫刻を彫る時って、ものすごくいい音がする。カーンカーン、コンコンコン、コチコチ、カチカチ、トトトトーン。この、ただの 音 を、音楽 に、変えることができたらどんなにいいだろう」と、 つぶやいたことからはじまりました。 すると朱美ちゃんが、それ、おもしろい、やってみよう、と言ってくれて、 彫刻を彫る音を、ジャズの即興で、ミュージシャンたちに、音楽に変えてもらう、というライブを、 実現することができました。 ![]() ただの「音」だったものが、「音」と「音たち」とをくみあわせて、「音楽」になる瞬間。 リアルなそのときに、立ち会える事は、この上ない楽しさで、ただ、感動します。 そして、それをみたり、聞いたりしてくれる、お客さまたち、 「音楽」が、「音楽」であるということは、私たちがつむぎだした「音」のかけらを、いいなあ、とおもいながら聞いてくださる方がいて、はじめて、「音楽」という感動共有伝達になるのだなあ、と。 いいなあ、と聞いてくださる方がいないと、「音たち」は、行方不明になって、転がって、どこかへ消えてなくなってしまいます。 知識は、ひとに教えたとき、はじめて知識になる、と聞いたことがあります。 音、も、人に、いいなあと、聞いてもらってはじめて、音楽になり、 美術も、だれかに、美しいなあ、と大事に思ってくれた時に、はじめて、美術になる。 料理も、おいしい、と食べてもらって、はじめてお料理になるのかな、と。 ひとりじめしようというようなつまらない感情ではいいものは作れない、 お金にかえられない、言葉にしようのない、もっとすごい感動をひとに伝えたい、そのそれぞれの方法が、つくる、という私たちの仕事なのでしょう。 ![]() ものが、ものにちゃんとなるのは、共感し、感動してくれる相手や、世界があるから、 ひとがこの地球にいなくなれば、芸術なんて、すべてなくなって消えていくだけのもので、 自分のもののように思えるものも、じつは全部、ひろいもののようなもので、誰のものでもない地球のカケラであって、 音楽も、美術も、どんな音をひろって、どんな美をひろって、何を捨てて、つくるか、作り手にとって試されているような気がします。 そこら中に落ちているものづくりのカケラに誰よりも敏感でいる事、そして、ひとりじめしないこと、それが、たいせつなことだと、あらためて感じました。 私が作った彫刻達を、見てくださる方が、最後に、いいなあと思ってくれる事で、はじめて、美術になる完成の瞬間がきます。 これからも、つくったものを、たくさんのひとに、みて頂けるように、がんばらなくては。 ジャズのライブというのは、きっと、その日来てくださったお客様が、いっしょになって音楽を作っている、そんなことを、とても思った一日でした。 よろしければ動画で、ライブイベントの一部をお楽しみください! 名古屋ミュシカさんで、もうすぐ巡回展が始まります! ワークショップもたくさんあるので、木彫り体験や、デッサン体験も、ぜひチャレンジしてみてくださいね! はしもとみお 「砂漠のケモノたち」 2012.1.27 fri - 2.14 tue OPEN 11:00-19:00 CLOSED THU UAE(アラブ首長国連邦)に一カ月滞在し、動物たちを取材しながら一緒に過ごした、彫刻家 はしもとみお。現地でふれあった動物たちの彫刻 約60点を展示致します。 彼女の目でとらえた動物の筋肉、毛並み、息づかい。ノミや鋸、彫刻刀を自由に使い、動物の見える形の中にある いのち そのものを彫り出します。会期中には現地取材で描いたスケッチの一部を公開。ワークショップや似顔絵会も多数あります。生命溢れる彫刻の数々をぜひご覧ください。 ![]() ![]() 2011年は、つくりつづけておわりました。 2012年がはじまりました。 彫刻は、とても時間がかかるものづくり、一年かけて部屋いっぱいの動物たちをつくるのがやっとです。2012年は、どれくらいつくれるんだろう、そして、2013年は、、とおもい、 そうやって考えると、健康である事がもちろん条件ですが、彫刻家という職業は、生涯かけても、それほどたくさんの彫刻を作れるわけではないのだなと感じます。 一生の計画が必要で、30代はこんなの、40代はこんなかんじ、とおもいをめぐらせていると、私の一生なんてあっという間の出来事でしょう。 人生の卒業制作は、おそらく60代が限界、目も見えずからだも動きにくくなってくるので、70代からは生きられる限りちいさな動物たちを彫り続けられれば充分です。 のこりの寿命はわかるはずもないけど、もし人並みに健康に生きられたとしたら、 つくりたいものはもうあふれていて、 一生分くらいはもうすでに思い浮かべていて、 あとは、つくれるだけ、つくるだけ、そんな感じの短い人生です。 ![]() 最近、自分の一生を他人がみるようにながめています。 同世代の友だちは、主婦になって子どもを育てて、家庭を守りながら暮らしていて、 自分の生活は、あまりにもその「ふつうのしあわせ」とかけ離れ、 何にこころが取り憑かれているのか、 狂ったように彫刻を作り続ける日々です。 だけどそれが、私の「しあわせ」なので、今はどうしようもなく、 他の人に、かわいそうに、、とおもわれるような日々が、私にとっては最上の暮らしです。 わたしにとって、自分のものはこの世界になにも無いので、 逆に世界中のものが自分のものであるように満たされていて、 彫刻の仕事をして暮らしていける事だけで、それ以上はなく、 この気持ちを一生離れることはないでしょう。 「作品というのは、この世界に向けてつくったプレゼントなんだって」 この前展示会で、自分のつくった彫刻と離れるのが寂しくて泣いていた私に、世代工房の奥さまが言ってくださった言葉です。奥さまも先輩に聞いた言葉だと言っていました。 つくった時点で、自分の手からはなれ、世界へのおくりものになる。 そういうきもちを、いつまでも忘れずにつくっていきたい。 そんな事を思った、2012年のはじめでした。 ![]() そして、、 新年1/16日 17日と、2日間、彫刻(ココにいるケモノ展のガゼルやラクダが参加!)と音楽 ツアーをします! 1/16日は、ジャズ×彫刻ライブ 1/17日は、ポップス×彫刻ライブ お好きな音楽のジャンルのほうへ、ぜひ遊びにきてくださいね~!もちろん両日もうれしいです! 2012、1/16日 新宿PITINN 太田朱美Risk Factor×はしもとみお 昨年大好評だったジャズ&彫刻ライブ、第二回開催! ライブ彫刻や、ガゼルやラクダなどの彫刻展示、 アート&ジャズの時間を、お楽しみください。 ジャズライブがはじめてという方にもおすすめ、 アクセスも便利なpitinnに、ぜひ遊びにきてくださいね! 19:30開場 20:00開演 charge 3000円(1ドリンク付き) ご予約はpitinnまで 03-3354-2024 ![]() そして翌日、1/17日は、 ケモノン音楽会vol,1 出演者 ポチ けもの 三角みづ紀duo ケモノ系音楽とは? どうぶつたちの気持ちを唄にした、ゆるポップ系女性ボーカル ポチ。 jazzyなサウンドに、ここちよい声で唄いあげる、青羊(けもの)。 オルタナティブで、詩的世界感の、三角みづ紀duo 三人の女性ボーカルによる、ナチュラルサウンドな音楽会、「ケモノン音楽会」 今回は、ポチ東京デビューライブに伴い、彫刻家はしもとみおの動物彫刻たちも多数参加、 どうぶつたちにかこまれて、どうぶつたちのサウンドで、極上のけもの音楽ワールドを堪能しにいらしてくださいね! 2012年1/17(tue) 19:00開場 19:30開演 charge 1000円(+1オーダー) ご予約 楽や 03-3338-6068 または ami.matsui@gmail.comまで 動画は、ココにいるケモノ展 大磯 世代工房さんで行なった、ケモノライブ。 「けもの」の青羊ちゃんの唄声が、動物たちに響いて、感動の空間でした。 ![]() 寒い中、遠い中、ほんとうにたくさんの方が「ココにいるケモノ」展 世代工房に、足を運んでくださっていて、胸いっぱいのおもいです。 はじめて出会った方も、以前から仲良しなかたも、ほんとうにありがとうございます。 この展示会では、世代工房を運営なさっている西村先生ご一家の献身的なサポートによって実現し、私は日々ごはんに、お布団に、珈琲に、ささえていただいてこの一ヶ月を過ごしています。 ここ、世代工房で展示会をさせてもらうには、たくさんの意味がありました。 まず、私にデッサンを叩き込んでくれた西村先生、先生から教わった事を、たくさんのかたに知って欲しい、そして、そのアカデミックなデッサンの原点は、「日常に美を」という民芸にあるという事、そういった流れを伝えたくて、お家のかたすみにひっそりとある、すてきな工房、世代工房さんで展示をしたいと、強く私が思ったのでした。 日常のとなりに、すみっこに、あしもとに、ころがっているたくさんの美になろうとしているものたち、それを、ひとのちからで、美術にする、そんな事をおしえてくれた、先生。 わたしは、16才からの5年間、はじめての美術を、このアカデミックな先生に、教えて頂いた事をいまになって、とても感謝しています。 ![]() 美術家になるという事は、敏感に感動する力を持つという事、 感動力があれば、かんたんに美のカケラはみつかります。 さんぽのとちゅうの、愛らしい犬の表情や、 家で猫の見せる、なめらかな美しさや、そんなことを、つくり続けていけたらいいなと思っています。どんなに世界が動いても、ぶれないように、根の強い木のように。 たくさんのお客様が、彫刻にさわっていってくださいました。 ![]() ハトムネのおきゃくさま、鳩のクブズと。 ![]() 月くん抱っこ、ガゼルのダマーニもうれしそう! ![]() イベントもいくつか行ないました。 詩人の三角みづ紀ちゃんとの詩と彫刻のライブ、 ![]() 友人アーティスト けもの によるケモノライブ! ![]() クリスマス、そして、あと2日、 ケモノ展の最後を、楽しもうとおもいます! ![]() 12/9日から、神奈川県大磯町の世代工房さんで、「ココにいるケモノ」展を開催しています。 初日にも関わらず、寒い中足を運んでくださったり、木彫りを連れて帰ってくださったり、本当にうれしく思っています。 たくさんの想いの詰まった、この「ココにいるケモノ」展。 どれから話そうかなと考えると、まずはじめに、この展示で伝えたい事を、お話しようと思います。 この展示は、去年の11月、一ヶ月UAEに滞在し、動物たちと暮らし、スケッチし、記憶して、日本へ帰ってから制作したこの一年の肖像画です。 ココにいるケモノ達は、はなももファミリーと呼ばれる、UAEに暮らすステキな夫婦が、家族として共に暮らしている動物たちの肖像をつくってほしいと思ってくださったところから始まったのです。 ![]() 滞在中、無数のスケッチを描き、写真でなく、三次元の記憶でつくるのが一番だと考え、今回はほぼスケッチのみを頼りに、彫刻達をつくりました。 せかいのどこかで、であうはずのなかった生き物たちと、出会える、 たいせつな家族の肖像が、つくれる、 こんなに私にとって、うれしい仕事はありません。 この展示会で、伝えたい事は、たったひとつ、 「美と共に生きる」、ということ。 ここにいる、彫刻になった動物たちは、別に特別な子ではなく、あるひとつの家族の、ある日常の、その日の肖像、なのです。 そんな家族の風景を、まったく遠くの日本で、「ココにいる」体験をしてもらうことで、 彫刻になる事で、はじめて気がつける美があるということ、 だれでも、美とともに暮らしている、ということ、 そんな日々のトクベツでない美が、一番うつくしいんだということを、 ケモノ達といっしょに、からだで感じて欲しいと思っています。 ![]() ことばは、それほどいらないのかもしれません。 ただ、いままで行なってきた展示会のなかで、いちばん あったかい展示にできたとおもっています。 お近くの方は、ぜひ、とおもっていたけれど、 いまは遠くても、来て欲しいとおもってしまう、それくらい、 たくさんの方に体験してほしい、温度のある空間になっています。 この動物たちののっかったじゅうたんの上で、ひとりでも多くの方が、 砂漠の真ん中にねころがったみたいに、自由であったかい気持ちになれればいいなと、 今、こころから願っています。 ![]() ぜひ、ゆっくり時間を持って、遊びにいらしてくださいね。 ワークショップは、ほぼ定員となってしまいましたが、 23日にクリスマスのライブ、「ケモノハウス」は、まだ空席がありますので、 ご予約は必要ですが、動物たちの前で音楽を聴ける素敵な空間にしようとおもっているので、ぜひ遊びにきてくださいね! けもの ![]() 一生かけて、ひとつのおおきな作品を作っていきたいとおもっています。 それは、動物たちの日常の風景と、さるとしての私たちの楽しい暮らしの食卓、 最後の晩餐会、動物版を、いつか土地を持つことができたら、一生かけて、ひとつづつつくっていきたいです。 いまつくっているひとつひとつの彫刻達も、その、おおきなたのしい暮らしのひとカケラで、 それを皆さんに届けていけたらいいなと思っています。 いつか日本中やせかいのどこかで、おおきな楽しい彫刻のひとカケラがそれぞれの家族と暮らしている、そんなゆめをみて、毎日木を彫っています。 ![]() 最近思うのは、くるしい、しんどい、たいへんだ、、と、毎日ため息をついて暮らすのは、楽だ、と、ふとおもいました。 心が痛んでいる時や、つらい時、もちろん生きていればどんな人にもおとづれますが、 苦しんで、生きる事は、誰にでもできるカンタンなことだとおもいました。 苦しみは大小あっても、なくならないし、つらかった、いたかった、と、人生の苦しみを語る事は、気持ちが楽になる事でも、あるとおもいました。 ほんとうにむずかしいのは、たのしむ事。 どんなつらいことがあっても、たのしんで、笑いながら、笑わせながら、たのしませながら生きていくということ。 死んでしまうくらいつらい事がある人の多い日本ですが、 そんなここだから、できるものづくりがあるはずです。 ひとが一番むずかしいのは、逆境から目をそらさず、さいごに笑いにかえる、ちからをもつこと。 くるしむのは楽だけど、たのしむのはむずかしい。 だけど生死をかけた最強のくるしみのなかでも、ねばり強く生きて、生きる事へのあこがれを捨てない、虫や、木や、動物たちを、たくさんたくさんみてきました。 その子たちの、かけた一生のうつくしさに、誓って、 たのしんで、彫刻の仕事を、生涯続けていこうと、今年の最後に、また改めて思いました。 ![]() 来週から、大磯の世代工房さんで、久しぶりの個展をさせていただきます。 私にデッサンのすべてを、生きる事や暮らす事、楽しむ事、たくさんのことをおしえてくれた恩師の西村先生のアトリエで展示会をさせていただきます。 期間中、滞在しながら、浪人時代に戻った気持ちで、デッサンや水彩や彫刻を、させてもらおうと思っています。 ココにいるケモノ はしもとみお個展 大磯 世代工房 ![]() お持ち帰れる小さな彫刻もたくさん、さわってたのしめるおおきな彫刻もたくさん、絵もたくさん、 どうぞゆっくり遊びにきてくださいね! ワークショップは、ほぼ定員となりましたが、若干数また空きがあります。 12/23日のけものライブ、おすすめです! 追伸 愛知県芸時代のともだち、シンガーのマツイアミちゃんの唄のPVに、水彩画で参加させて頂きました。 アミちゃんのすてきなあったかい唄声と、私はニャンコの水彩画を描いていますので、ぜひ見てみてくださいね! ![]() あした地球がおわるとしたら、何がしたいか、と考えると、 すきな音楽、すきな美術をあつめて、すきなばしょで、たくさんのお料理をつくって、一夜限りの晩餐会が開きたい、とおもいます。 最後の晩餐、は、だれしもの夢なのかな、とおもいます。 でももしかしたら、いまのこの世界が、ボーナスステージなのかも、ともおもいます。 いちどやりのこした一生があって、もういちど、やり残した事をやってこいと、たのしめと、この世界に送り込まれてきた、ボーナスステージ、だとしたら、どんどんやっていかないと、またタイムアウトだな、とも思います。 死んでも死んでも生き返った、マリオとルイージのように、元気いっぱいでがんばっていきたいとおもいます。 ![]() 最近よく考えるのが、プロフェッショナルと、アマチュア、違いなんて無いんだ、という事。 時に中途半端なプロとしてのプライドが、いいものづくりを邪魔することもあります。 プロが忘れがちな事はたくさんあります。 ひとつめが、「飢え」のちから つくりたくても、つくる時間がない、そんな時に、つくりたい、つくりたいという「飢え」が、時として素晴らしい力を生みだすことがあります。 日々、飢えに自分を追い込んでいかないと、勝てない、そう思います。 ふたつめが、「遊び」のちから 遊びながら、たのしみながら、つくることは、だんだん怖くなってきます。 慣れてくればくるほど、失敗が怖くなり、失敗を頭で避けるようになり、そのせいでまとまった、おもしろくないものができたりもします。 確かな技術の土台のもとに、ギリギリのハンドルさばきで、遊びにいける人のつくるものは、かっこいい、おもしろい、そうおもいます。 みっつめが、「無知」のちから 知る事は、恐怖を知る事でもあります。 失うものの事を考えて怖くなったり、もうだめだとあきらめたり、知れば知るほど、頭の中でしかものごとを考えられなくなり、結果を考えずにはいられません。 だけど、だいじなのは、何がおこるかわからない、ということ。 「無知の知」ということばのとおり、なんにもわからないのだ、といつでも思っていないと、負けてしまう、とおもいます。 ![]() 要は、子どものようなフワフワのこころとからだでいる事、 いつでも新鮮に、学んだその先に、また学ぶ余地をみつけて、すすんでいく、限界を超えて、苦しんだ先に、笑っていく、そうやって作っていきたいと思っています。 毎朝、あたらしいステージにたったマリオの気持ちでいます。 どうみんなを楽しませながら、遊びながら、慎重に、スピーディーに、いのちを増やしてがんばっていくか。 ボーナスステージは、たのしむために、たのしませるために、あるのだ、とおもって。 ![]() ![]() 12月の神奈川県大磯 世代工房さんでの、「ココにいるケモノ」展詳細です。 開館日 12/9、10、11、16、17、18、23、24、25日 その他の日にも開館できるので、お問い合わせ下さい。 info@sedaikobo.com 0463-61-9622 はしもとみお彫刻展 UAEでであった動物たちをモチーフとした彫刻や、ドローイングを約60点展示いたします。 関東圏ではUAEの動物たちはこれが最後の展示機会なので、ぜひ遊びにきてくださいね。 2012年 東海地方巡回展1/27〜2/14 名古屋ミュシカ 関西地方巡回展5/17〜5/26 星ヶ丘洋裁学校 お近くの展覧会に、ぜひ遊びにきてくださいね。 全会場、それぞれ違う彫刻達をならべたり、内容も変わっていきますので、3会場遊びにきてくださってもたのしめる巡回展にしていこうと思っています! ![]() 知らない人に会うのが苦手で、ワガママで自分勝手で、常識のない私が、木を彫る仕事のおかげで、どんな事でも進んでできるようになりました。 木を彫って生きていけるなら、どんな仕事でもうれしい。 仕事が、自分を育んでいるんだと、いつも思います。 仕事での痛みや喜びを食べて、毎日それをエネルギーにして生きている、そんな心地がしています。 美術の仕事は、よくひとりで、ものごとを決めないといけない瞬間に出くわします。 ひとつの彫刻の途中でも、こっちを彫ろうか、あっちを彫ろうか。 迷いながら、決めながら、探しながら、自分ひとりでどこをどう彫るか決めていきます。 ものをつくっているとき、ひとつ、大事にしている事があります。 作っていて、きもちいい、調子のいい時、迷いなく、すいすい進んで、もう間違いなくすすんでいけるような、つよい気分になる時があります。 また、作っていて迷いなやんで、落ち込んで、今までどう進んできたのかわからなくなって、彫刻と向かい合うのがつらいような時があります。 ![]() いい時とわるい時、 どちらも同じくらいにおとずれるのですが、 わたしは、いい時だと思うときほど、実は試されているときで、 わるい時だと思っている時ほど、チャンスだと考えるようにしています。 苦しいときはチャンスだという言葉はよく聞きます。 きっと、自分のダメなところが見つかって、今までの自分では解決できない壁があらわれたとき、自分が苦しいときこそ、成長する、これは植物でも一緒だし、生き物全部にとって、くるしいときは、強くなるチャンスなのでしょう。 いい感じの時、その波にのまれてたのしもう、と今までは思っていましたが、 どうやらそれは間違いでした。 好調な時にこそ、その行動が試されている、そう思います。 富をもち、地位を持ち、権力を持った人間がどう動いてきたかで、国や歴史がよくもわるくも動いてきたように、 本当に試されているときというのは、チャンスが舞い込んできている好調のときなんでしょう。 調子のいいときほど、気持ちのよくものごとがすすんでいる時ほど、冷静に。いま、試されている。 最近は、そう思うようにしています。 10年でようやくスタートラインに立てた彫刻の暮らし、ここからはじまり、 ようやくここへ立てた、 きもちいいものをつくれたらな、と思っています。 来年はまた、あたらしいこともたくさん、はじめてみたいと思っています。 わたしのひとつの夢、音楽と美術をつなげていきたい、というもの、 そのライブイベントが、すこしづつはじまっています。 ![]() 12/19日詩人の三角みづ紀ちゃんと、詩と彫刻のライブをします! 高村光太郎の彫刻10ヶ条をもとに、部屋から世界までとんでいくストーリー。 わたしはラクダのライブ彫刻をします。 彫刻も数多く展示します。 同期間に展示している個展の動物たちを連れていくので、 大磯はちょっと遠い、という方にもおすすめです。みづ紀ちゃんの詩が、彫刻達を不思議な世界に連れていってくれます。 なんとみづ紀ちゃんとは、東京造形大学の同期。 学生の方にも、ぜひ見にきて欲しい企画です。 不思議でおかしなおもしろ空間に遊びにきて下さいね! 12/19日 open 19:30 start20:30 charge¥2000+1d 入谷なってるはうす 東京都台東区松が谷4−1−8 03−3847−2113 ご予約 info@misumimizuki.com ![]() ふだんはアトリエにこもって彫刻をしているので、彫るところを見てもらうのははずかしいのですが、木から出る音とにおいはすばらしいので、ぜひ彫刻のある空間を、たくさんのヒトにたのしんでもらいたいです。 ![]() ジャンルのさかいめを、なくしていけるといいなと思っています。 ひとは、白黒つけたがるいきものなので、いちごは野菜か果物か、そんなことがテストに出たり、それを知っていることが、頭がいいこと、なのですが、 ものをつくるということは、逆にそういう、あたまの境界線を、いかになくして、まぜていくかが大切なような気がしています。 音楽を聴いていて、カタチがシャープに浮かぶこともあるし、 彫刻を彫っていて、詩があふれてくることもあるし、 運動をしていて、汗と一緒にあたらしい音楽が流れてくることもあります。 きっと、いい集中をしている時には、頭の中がまぜこぜになっていて、 結びついて、境界を越えて、すごいいいものが生まれるんだと、そんな気がしています。 工芸でも、彫刻でも、アートでも、現代美術でも、人形や、置物でも、わたしにとっては、いいものはいいもの、だと感じます。 JPOPでも、ジャズでも、オルタナティブでも、プログレでも、いいものはいいように。 フレンチでも、イタリアンでも、ねこまんまだって、おいしいものはおいしいしソウルフードです。 特にいいなと思うものたちは、ジャンルのさかいめのない、まざりあった、なんだかわからないけど、こころにとどまるもので、「これは何だ」と、割り切れない、円周率みたいなうつくしいものなのです。 また、わりきれない、「秘密」をもったものは、より、うつくしく、魅力的です。 ジャンルに分けられた何かでなく、「これ、いい!」の、「これ」を目指したいのです。 ものに、価値や、評価を与えるのもひとですが、なくすのも、ひと。 どんなにちいさく、価値のないものでも、自分にとってたからものであれば、紙切れひとつでも死んでも持っていきたい、たいせつなものになります。 わたしがつくりたいものは、何か、なまえのあるものではありません。 アートでも彫刻作品でもなく、なまえのない、誰かのたったひとつの、たからものをつくりたいのです。 なまえをつけられるまえの、なんでもない、そのもので、でも誰かのたからもの。 たからものにしてくれる人が、きっと一番、いい名前を、つけてくれるんだとおもいます。 そんなまんなかの、たいせつなものを、つくれたら、 そのあとは、何と呼ばれても、大丈夫、そうおもいます。 ![]() いつかそんな、たいせつなものたちを混ぜた、場所を作れたらいいなと思っています。 たいせつなものたち、たいせつな音楽、たいせつな本や家具にかこまれた、土地。 これからどこへ行くのかわかりませんが、たいせつなものコレクションを集めておこうと思います。 12/23日、このガゼルや彫刻達、たくさんの動物たちの前で、音楽のライブがあります。 素敵な、わすれられないクリスマスになるとおもいます、30名しか入れないので、ご予約はお早めが安心です。 2011年12/23日(金) クリスマスにおくる、けもののライブ けもの 【タイトル】Come no a house, Kemono house! 2010年6月に「けもの」を開始。「けもの」は人が本 来持っている本能を音にしていく青羊(あめ)のプ ロジェクトである。オリジナルやJazzを主に演奏す る。 同年10月に「EMI REVOLUTION ROCK」の5組のファイナリス トに入る。箭内道彦、鈴木慶一、宇川直宏から素敵 な総評をもらう。同年12月には「モナレコードのお いしいおんがく~旅のスケッチ~」に参加。 2011年5月25日には初のミニアルバム「けもののう た」を発売(レーベル: エンガワレコード)。 現在は石田衛(ピアノ)、織原良次(フレットレス ベース)、柵木雄斗(ドラム)をサポートメンバー に活動中。 【時間】16:00~18:30 【チャージ】\2,800(ワンドリンク付き) 要予約 TEL 0463-61-9622 またはMAIL : info@sedaikobo.com 世代工房 〒255-0001 神奈川県中郡大磯町高麗2-9-3 TEL:0463-61-9622 FAX:0463-71-6089 URL : http://www.sedaikobo.com MAIL : info@sedaikobo.com 会期中はパーキングを若干数ご用意してあります。 ![]() この機会にぜひ、おんがくと美術がまざりあった空間を、たのしみに来てくださいね! そして、12/19日には、入谷なってるはうすで、詩人で大学の同期の三角みづ紀ちゃんとのライブ彫刻セッション、新年1/16日には、また新宿PITINNさんで、あの企画が! 太田朱美Riskfactor&はしもとみお大動物園も開催します。 詳しくはまたアップしますね! ![]() ![]() 誰もが見ているような目って、どんなものなんだろうとおもいます。 美術を始めたての頃は、自分だけの目を探さなければ!と、個性を信じて意気込んでいましたが、 私は奇抜なものや目を引くグロテスクなものもつくれず、 かといってコンセプトがつよくて、なんだかわからないかっこいいものもつくれず、 自分にできる事といったら、ふつうにあるものを、ふつうに作る事だけでした。 そういう美術に、ひかれていったのもあります。 ふつうに今あるものや、ふだん見慣れていて気にもとめないものが、彫刻や絵画になることで、きづかなかった美に気づいてドキッとする。 そんな瞬間がとても好きでした。 私は料理で言ったら家庭料理、 音楽で言ったら、みんなのうた、 そんなふつうの美術のせかいを、つきつめていきたいといつも思っていました。 そのうちに、人というかきねもなくなって、 虫と同じ目で 犬と同じ目で、 鳥と同じ目で、 そんなふうに世界をみられたら、しあわせですごいなと思うようになって、 そんな、みんなの美術、みたいなやわらかくてゆるい、彫刻が作れたらとおもいました。 ![]() でも、想像以上に過酷なものでした。 やわらかいものをつくるには、きびしさをその形の内部に作らなければならなくて、 ゆるいものをつくるには、おそろしいくらいの緊張感を閉じ込めたものを作らないといけなくて、 命をつくるには、死をはらんだものをつくらなければ、生きてこなかったのです。 きっと、外にでてきたカタチと、まったく逆のものを、中に秘めていないと、 うわっつらだけでは、なにも伝わらないものしか、つくれないんだと、知りました。 やさしくゆるくいきているような、ナマケモノのその腕の中には、 人間なんてひねるつぶせるくらいの、たくましい筋肉が隠されていたり、 おっちょこちょいなダンゴムシでも、すさまじくすばやい丸まりをみせたり、 逆のものを強く持っていれば持っているほど、その特徴はうつくしく輝く。 普段元気で明るい人ほど、哀しい事を知っているように、 やさしい彫刻をつくるには、あらゆる痛みを知らないと、ほんものじゃない。 なので、最近は、つくりたいものと逆なものを、よく知るようにしています。 ![]() 夏が終わったと思ったらもう秋も終わりかけ、 今年がもう終わろうとしています。 いつでも、なにかに飢えていたいな、と、ケモノのようなこころで、 毎日彫刻にのめりこんでいます。 ![]() ![]() 12月に、神奈川県で、今作っている彫刻達を並べます。 会場: 大磯・世代工房 開館日: 2011年12月9日(金)・10(土)・11(日) ・16(金)・17(土)・18(日) ・23(金)・24(土)・25(日) 開館時間: 11:00~17:00 ※9日~25日の期間中、上記以外の休館日に ご見学希望の方はinfo@sedaikobo.comまで お問い合わせ下さい。 かつて出会っては、失ってきた、ケモノのかたち。 海のむこう、めのまえにいた、ケモノのかたち。 めのまえにある、ここにいる、うつくしさを、感動を、 手紙のように、ライブのように、つたえたい。 UAE(アラブ首長国連邦)で出会った、たくさんの動物たち、 それにまつわる仲間達の彫刻を、大小あわせて約60点展示します。 大磯の、世代工房という恩師のアトリエです。 そして、関東では初の、デッサンと木彫りのワークショップや、恒例のいぬのえかきやさんもします。 木彫りワークショップ 2011/12/10(土) 13:00 - 16:00 定員15名 ※予約制 info@sedaikobo.com デッサン教室 2011/12/11(日) 13:00 - 15:00 / 16:00 - 18:00 各回定員10名 ※予約制 info@sedaikobo.com いぬのえかきやさん 2011/12/18(日) 10:00 - 17:00※予約制 info@sedaikobo.com 関東では、初となるサタデッサン教室です。 ゆるゆるとみんなで、デッサンや木彫りを、たのしみましょう! はじめての方も、ぜひこの機会に、チャレンジしてみてくださいね! ![]() なんどもなんども立ち止まって、いいものとはなにか、をかんがえます。 誰かに求められるいいものであれば、質素ではあっても、生活はつづくはず、 いいものをしんけんに作っていれば、社会がそれをまもってくれるはず、 そんなことをおもいながら、「いいもの」ってなんなのか、かんがえています。 いいものって、上手いものと、ちがう。 これはいつも思っています。 上手さ、というのは、こわいものです。 うまい→すごい→感心。 ここで、心の流れが終わってしまいます。 人の心は、どういった時に動くのか、それははっきりとはわかりませんが、 ただ、技術が上手いだけでは、感心の次に感動がないことがおおくあります。 感動は、こころの動き。ギャップやコントラストから、生まれる気がします。 ものすごく下手なのに、努力して限界をこえて、上手くなろうとして、すごい力がでる。 子どもの絵や、学生の絵が「いいもの」なのは、このコントラストから来ているのでしょう。 逆に、 ものすごく上手いのに、いいものにするために力をあえてぬいたり、くずしたりしながら躍動する。 こんなときに、人は感動するのかもしれません。 毎日しんけんに、美術のことをかんがえて、訓練していれば、上手くなっていくのはあたりまえだし、すすまないと、足踏みになって滞ってしまいます。 出せる技術の全部を使って、見せつけるのでなく、あえて、力を込めて、あえて、ちからをぬいて、 バランスをとりながら、ここちよい感動を、つくる。 これが、私の今のいちばんの目標です。 ![]() 自主練では、あらゆる技術を向上させる練習をして限界を超え、 本番(作品つくり)では、感動つくりをこころがける。 このことは、実は、音楽をやっているお兄ちゃん達から、学びました。 ![]() ジャズフルートの太田朱美ちゃん、兄と同じグループで活動している事から知り合い、今やジャンルは違うけど、表現を仕事にする戦友のようにおもっています。 彼女のニューアルバムのための彫刻を作らせて頂き、このまえ撮影会を上野公園でしました。 楽しい時間があっという間に過ぎ、いい写真もたくさん撮って、おうちにおじゃまして何気なく話していたとき、 私は何気なく、朱美ちゃんに聞きました。 「やっぱりみんなあつまって、練習とかいっぱいしてるん?」 ぴったりと合う演奏、リズム、音の強弱、いつも感動していたので、相当みんなであわせる練習しているのだと思っていたからです。 そしたら、意外な答えが返ってきました。 「ジャズは、一人で練習する時間が、ほとんどだよ」 びっくりでした。 美術と同じ、自分との戦いの時間が、ほとんどだという事。 おんなじなんだ、とおもいました。 みんなひとりぼっちで、とことんまで自分と向き合って、練習と訓練を重ね、限界を超えていく。 けれど、本番では、仲間と呼吸を合わせるために、力を入れたり抜いたり、いいものをつくることに集中する。 そんな、いいおんがくのような心地のいい感動を、美術でもつくっていきたいなと、あらためておもいました。 力を出し切る事が、いい作品をつくることではない。 こんな大切な事に、今さらながらきづいて、またひとつ、彫刻の道を進めたような、そんな気がしています。 ![]() 今年のはじめに新宿PIT INNさんで朱美ちゃんと一緒に、彫刻&ジャズライブイベントをしました。 また来年もやりたいね!と話しています。 今年のはじめの動画をひとつ。
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