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民芸生活

民芸と聞くとアートの世界とは現代でかけ離れてしまっていますが、本来古代から美術は特別なものでなく民衆とともにあったものです。かつては半農半芸術で、宮沢賢治が生きたように縄文も、弥生ももの作りに日本人は励んでいました。
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いつの間にか美術は多様化してきました。
あるものでは飽き足らず、自然を汚してまで人を楽しませる美術に変わってきました。
私が木という素材を選んだのは機械の力をほとんど借りずに日本でとれる材料で無理なく自然を汚さずにできると思ったからですが、もちろん昔は石も、鉄も、陶も、土も、火の力だけを借りて動物としての人の手だけで作っていました。
いつ頃から、自然の反対語は人工になったのでしょうか。
私は不思議でなりません。
人だって自然の産物であるはずです。
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彫刻とはなにか、どうあるべきか、頭が堅いので常に考えています。
二十歳のとき、二浪して受験に失敗したとき、私は京都に弟子入りの修行生活に入りました。
朝五時に起きて粘土の菊練りを一時間、ジョギングして3キロ先の神社にお参り、ご飯のしたく、下働き、畑の世話、すべてが理にかなった生活でした。
そんな頃出逢ったのが、民芸です。
河井寛次郎の陶や円空や木喰の彫刻、志功さんの版画、日本の民芸のすばらしさを肌で感じました。
生活の中からぽっと生まれてくる気取らない「美」
そんな世界に私も行けたら、と心から思いました。
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今、デッサンをアトリエでみんなでするとき、気取らない「美」が近くにあります。
身近なものを題材にすればする程、その世界に近づけているような気がします。
現代アートとはほど遠い世界ですが、現代でも民芸運動をしていきたいと思っています。
いつか少しでも分かってくれる仲間が集まってくるといいなと思っています。
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目標があくまで自然にある以上、道を間違える事はないのかなと感じます。
ゆっくりですが、いつか、人が見た事の無いリアリティに進んでいけるといいな、と日々デッサンに励んでいこうと思っています。
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by m_kirin30 | 2009-08-06 23:39 | 日常 | Trackback | Comments(2)
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Commented by orangutansmomo at 2009-08-07 07:48 x
こんにちは~♪
芸術のことはよくわからないけど
熱い思い伝わってきます。
そして、どんな職業にも通じると思います。
応援、しています。

ミンピーちゃん、できたのですね。
ツンツン頭がかわいいです。
それに、モモちゃんよりも
赤ちゃんぽさが出ていて
ミンピーちゃんらしいです。
本物、見てみたいな。
Commented by m_kirin30 at 2009-08-08 09:22
orangutansumomo様:そうですね〜!職業関係なく、人間としてがんばって生きねば、と思うこのごろです。ようやく大人になれて来たのかも(^^)
ミンピーちゃんはモモちゃんの優しいかわいさとは少し変えてみて、見たときとにかくやんちゃだったので、やんちゃな感じで仕上げてみました。
ミンピーちゃん、お店でしばらく飾っておきま〜す!
また写真たくさんアップしますね!
わたしがそれか多摩に連れて行くという手もありますね(^^)
みお
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