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過ぎる

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今取り組んでいるジプシーさんの表情だけを彫り続けて一週間、まだ思うように進みません。
時間はほんとに凄まじくはやく過ぎて行きます。
作品は、進むにつれて、一刀の重みが大きくなり、迷い、立ち止まって、手が先に出なくなります。
小さい頃、時間は無限にありました。
何をするでも無く、木に登ったり遊んだり、犬と走ったり、時間は、惜しいものではありませんでした。

美術を始めてから、時間が、過ぎて行くのがはやくなりました。
これは、時間を忘れるくらい美術が好きだ、という簡単な事ではなくて、どうやら、

生き甲斐を見つけてしまって、この勉強は一生あっても足りはしない

という不安にも似た感情でした。
時間を忘れるくらい好きな事なら他にもたくさんあります。
音楽や、スポーツ、一人旅や犬の散歩。
だけど美術をしている時間だけは、他のどんな時間でもかなわない、大切な時間です。

深く集中はしているつもりですが、それでも、もっと時間が欲しい。
約100年という限られたタイムリミットで、もう30年を使ってしまいました。
10年間で作れたものを考えると、想像以上に少ないものでした。

猛スピードで過ぎて行く時間の中で、なまける事無く仕事をしているのかどうか。
私の予備校時代の先生が、こんなことを言っていました。
「この世の最もの敵は、自分自身の怠惰だ」
世界はほんとにフェアにできています。時間は万人に共通だからです。
この、与えられた「時間」というのを正しく使う事だけを考えて、制作をしています。

過ぎて行った後振り返ったとき、彫刻という形に残る仕事を選べた事は幸せでした。
時を刻む、という言葉の通り、彫刻は今を刻むものです。
美しい今を刻めるように、美術の目を日々鍛えて行きたいと思っています。

少し前の話ですが、
「動物の似顔絵屋さん」
を、タリーズコーヒー桑名店で開催させて頂きました。
この日はとっても貴重な時間を過ごせたと思っています。
美術のライブイベントも、どんどんと行って行きたいと思っています。
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動物似顔絵、ほんとに楽しい企画でした。
またどこかでできる日を楽しみにしています。

深い一日も、軽い一日も、時間の価値は同じ。
今年も後一ヶ月、悔いの無いように仕事をしようとおもっています。
by m_kirin30 | 2009-11-26 21:43 | 日常 | Trackback | Comments(8)
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Commented by Shell at 2009-11-27 12:44 x
カキコミ一番乗りだ!
面倒力(怠惰)が働くとやっぱダメですよね~(笑)
動物の似顔絵屋さん、すっごく可愛いしとても良い企画ですね。
私は個人的に
『心が洗われるものに触れる瞬間が人間には必要だ』と思っておりまして
子供ってそんな存在ではないか!と強く感じています。

宝くじかっちゃいましたよ(うっひょ~~w)

いつかは
生活に困らない程度なんだか仕事がある会社
が出来るといいです。
アートと子供と動物とそんな心が洗われるような会社希望。

こんな卑しい気持ち(宝くじとか会社とか)を持っているから
子供に洗ってもらわないといけないのか(笑)
Commented by m_kirin30 at 2009-11-27 23:06
Shell様:ほんとほんと(^^)ついこの間話してた事を書きたいなと思って書きました。
心は、いつも清浄でいたいですね。
私も子供や、生徒にいつもきれいな水のようなものをもらって、疲れた心を洗い流しています(^^)
困らない程度になんだか仕事がある会社計画、楽しみですね!
卑しいのも人間の素直な心だから、きっといいんです(^0^)
また遊びにきてくださいね!   みお
Commented by orangutansmomo at 2009-11-30 21:20 x
こんにちは♪
みんな、いいお顔していますね。
満足気です。

ジプシーさんは、大作なので
体力も精神力もいることと思います。
応援しています。

次の日曜日、ミンピーちゃんの誕生日会があります。
天気がいいといいと思っています。
Commented by m_kirin30 at 2009-11-30 23:03
orangutansmomo様:ミンピーちゃん、誕生日ですか!!
ジプシーさんも嬉しいでしょうね。
制作が難しくて行き詰まった時、いつもいただいたジプシーさんの本を読んで、いつも感動して涙し、制作に望む勇気をもらいます。
生き物の関連のノンフィクションを読むとかなり涙もろくなってしまいます。
ミンピーちゃんも、多摩の森に新しい物語をたくさんつくってくれるんでしょうね〜。
私もお天気を祈っています!
みお
Commented by hero at 2009-12-01 03:11 x
逢えるなら、逢いに出かけるとか、よく観察すると、微妙な何かが見つけられるかもしれません。

女性は比較的敵対視されませんが、結婚式場の馬にひずめで脅されたこととかあります、馬でも虫の居所があるのかしら。

神様が降りてくることを待つのも芸術ですかね(笑)
Commented by m_kirin30 at 2009-12-02 22:32
hero様:そうですね!迷った時は会いに行かねば!また東京取材を敢行したいと思います!神様はいつもそばにいるような感覚がしています。
もしかしたら彫っているクスノキの木屑ひとつひとつにいるのかもしれません。
みお
Commented by PaydayPi at 2014-08-22 08:43 x
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Commented by WalterSi at 2014-09-02 20:01 x
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