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たのしむ

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一生かけて、ひとつのおおきな作品を作っていきたいとおもっています。
それは、動物たちの日常の風景と、さるとしての私たちの楽しい暮らしの食卓、
最後の晩餐会、動物版を、いつか土地を持つことができたら、一生かけて、ひとつづつつくっていきたいです。
いまつくっているひとつひとつの彫刻達も、その、おおきなたのしい暮らしのひとカケラで、
それを皆さんに届けていけたらいいなと思っています。
いつか日本中やせかいのどこかで、おおきな楽しい彫刻のひとカケラがそれぞれの家族と暮らしている、そんなゆめをみて、毎日木を彫っています。

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最近思うのは、くるしい、しんどい、たいへんだ、、と、毎日ため息をついて暮らすのは、楽だ、と、ふとおもいました。
心が痛んでいる時や、つらい時、もちろん生きていればどんな人にもおとづれますが、
苦しんで、生きる事は、誰にでもできるカンタンなことだとおもいました。
苦しみは大小あっても、なくならないし、つらかった、いたかった、と、人生の苦しみを語る事は、気持ちが楽になる事でも、あるとおもいました。

ほんとうにむずかしいのは、たのしむ事。
どんなつらいことがあっても、たのしんで、笑いながら、笑わせながら、たのしませながら生きていくということ。
死んでしまうくらいつらい事がある人の多い日本ですが、
そんなここだから、できるものづくりがあるはずです。
ひとが一番むずかしいのは、逆境から目をそらさず、さいごに笑いにかえる、ちからをもつこと。

くるしむのは楽だけど、たのしむのはむずかしい。

だけど生死をかけた最強のくるしみのなかでも、ねばり強く生きて、生きる事へのあこがれを捨てない、虫や、木や、動物たちを、たくさんたくさんみてきました。
その子たちの、かけた一生のうつくしさに、誓って、
たのしんで、彫刻の仕事を、生涯続けていこうと、今年の最後に、また改めて思いました。

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来週から、大磯の世代工房さんで、久しぶりの個展をさせていただきます。
私にデッサンのすべてを、生きる事や暮らす事、楽しむ事、たくさんのことをおしえてくれた恩師の西村先生のアトリエで展示会をさせていただきます。
期間中、滞在しながら、浪人時代に戻った気持ちで、デッサンや水彩や彫刻を、させてもらおうと思っています。

ココにいるケモノ はしもとみお個展  大磯 世代工房

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お持ち帰れる小さな彫刻もたくさん、さわってたのしめるおおきな彫刻もたくさん、絵もたくさん、
どうぞゆっくり遊びにきてくださいね!
ワークショップは、ほぼ定員となりましたが、若干数また空きがあります。
12/23日のけものライブ、おすすめです!


追伸
愛知県芸時代のともだち、シンガーのマツイアミちゃんの唄のPVに、水彩画で参加させて頂きました。
アミちゃんのすてきなあったかい唄声と、私はニャンコの水彩画を描いていますので、ぜひ見てみてくださいね!

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by m_kirin30 | 2011-12-01 13:57 | 日常 | Trackback | Comments(2)
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Commented by gajin(雅人) at 2011-12-01 14:21 x
まったくそのとおりですね。
辛いことが多いこの世の中。そこに「楽しい」を見つけ出すことは容易ではないかもしれません。
今だけを、足もとだけを見ていては前へは進めないから、ぼくらの目は真っ直ぐ前を見るために顔の正面についているのです。
素敵な夢に向けて、ゆっくりと真っ直ぐに進めたら、きっと楽しいは見つかると思います。
作品同様、素敵なお話でした。
Commented by m_kirin30 at 2011-12-01 20:31
gajinさま:おちこんだりするときももちろんありますが、ぐずぐずしている時間がもったいないので、前進あるのみですね!肉食どうぶつは前へ前へ、草食どうぶつはよこへよこへ。
目をひからせて進んでいきたいと思います。
ありがとうございます
みお
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