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素材

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農家民宿 源さんでの陶芸合宿中、素敵な出会いがありました。
黒柴シバちゃんと海まで散歩したその日の午後、ツリーハウスを作っているというおじさんのところへあさちゃん、私、源オーナー仲川さんと向かいました。
その方は古民家を再生して暮らしているナチュラリスト、いろりや縁側、海水で煮込んだタマネギ、海で取れ立ての魚、ツリーハウス、すべてが理想の空間でした。
次の日も、古民家に連れて行ってくれました。
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薪ストーブのあるお家、築100年以上の古民家。
新しくおうちを建てなくったっていい、木は、まだ死んでいなかったのです。
古いものを再び生き返らせる、古民家再生に、私とあさちゃんは大きく感動し、次なる目的ができてしまいました。
いずれは、最高の場所に、最高のアトリエと、レストランを!
いくつになっても、夢ができる瞬間は、心が躍ります。

子供の頃、ちいさい実家の、ちいさな庭にある、一本の楠が好きでした。
春には香り、夏は幼虫だらけ、秋はミノムシだらけ、冬もたくましい楠。
18歳のときに、切ってなくなってしまって、私は、とっても泣いたのを覚えています。

木彫、という素材を選んだのも、この楠に対する恩返しや、機械のいらない仕事であるという事、鳥でも、ネズミでも、ビーバーでも木彫はできます。
木屑も、山へ帰ります。資源にもなります。
私が死んだ後も、彫刻達は自然に帰ります。
日本で無理がなくできる木彫に、自然とひかれていきました。

古民家を見て空を見たとき、鳶が飛びました。
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日本が好きだ、と心から思いました。

今は都会で暮らす私たち、アトリエツラナッテも都会のど真ん中、その中でも、自然とつながっていられる事は、できるはずです。
小さなプランターでできたカブや、午後三時頃部屋に入ってくるわずかな光、小さな自然の美に、感動して生きれば、その瞬間地球のどこにいたって一緒です。

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アトリエで一人、未来デッサンをしました。

オープンまであとわずか、お皿達の完成が楽しみでなりません。

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by m_kirin30 | 2009-04-20 22:25 | すてきなところ | Trackback | Comments(4)

農家民宿 源

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伊勢志摩の海のほとり、以前から仲良しさんの農家民宿 源さんに来ています!
今回の旅は、アトリエツラナッテの器をつくってしまおう、という旅です。

陶芸は、私は9年前、京都の小さな山のアトリエで、弟子入りしていたときに修行しました。
朝5時から起床し、菊練り2時間、その後アトリエのお掃除と、朝食の手伝い、先生のお手伝いと畑の世話、全てがハードで貴重な体験でした。
陶芸、乾漆、木彫、塑像、鋳造、畑仕事、すべての下働きを、この修業時代に覚えました。

がんばる事には慣れていた私ですが、体力的にも精神的にもぎりぎりで、根性が一番身に付いた時期でもありました。

陶芸は、その中でも一番楽しい時間でした。
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今回はシェフあさちゃんの理想の食器をつくるべく夜なべぎりぎりで制作、ツラナッテっぽい、謎の食器が出来上がりました!

はやく料理がのったところを見てみたいです。

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シバちゃんは、月とおんなじ黒シバで、この民宿のワンコです。
犬がいて、海があって、畑があって、縁側がある。

全てがここにあるような空間で、陶芸をできるのは、最高の時間です。

そこでしか生まれない作品がある、という事を感じさせられる旅になりました。

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「ツラナッテクイズ その1」
この写真のどれが本物のフルーツでしょうか!?
by m_kirin30 | 2009-04-13 00:06 | すてきなところ | Trackback | Comments(7)