<< 彫刻 メリークリスマス! >>

ハッピーニューイヤー!

 この季節、わずか一週間でクリスマスからお正月に、おそろしく衣替えされるレストランやデパートを見るたび、大学の頃の年末年始にデパートなどの飾りをひたすら作るバイトを思い出します。
 あれから五年、お正月はいつも干支などを作る仕事などで慌ただしいですが、新年の始めに仕事があるのは、この不景気の中本当にありがたい事なんだなあと感じます。
美術作品は、社会にとても左右されやすいですから、時に宝物のように、時にいらないもののように、扱われます。
 生前はパンを食べるお金にも苦労したゴッホや、40歳まで全く評価されなかったロダンも、100年以上前にどんな年を迎えていたのだろうと考えます。

f0076833_23334220.gif

そして彼らが、いま、自分の作品が自分の理想以上に評価されている現状を見て、どう思うのか、生前評価されなかった作家が、美術市場最高値でオークションで落札されるニュースなんかを見るたび、いつもそんな事を考えてしまいます。
きっとでも、本当の作家は、きっと生きて作品さえ作れれば、それ以上は望まないのだなと感じます。
今年も元気で、作りたいものが作れる。
それが美術作家にとっては最上級の贅沢なんだと思います。
だからゴッホも、はたから見ていたら貧乏でかわいそうな年越しに見えていても、もし一枚の描きかけの油絵があって、絵の具が少しあって、描きたいモチーフが目の前にあったら、それはゴッホが一番望んでいた理想の状態だったのでしょう。
そんなふうに、たまに過去の偉人達の生活を想像してみたりします。

f0076833_23511818.jpg

今年は、鮮度を大切にがんばって行こうと思っています。
生き物を作るという意味でも鮮度は大事ですが、なにより毎日を、鮮明に感じながら作って行きたいと思っています。
一枚のデッサンを描くときでも鮮度はものすごく大切で、鮮度はすべての技術の上を行きます。
初心に返れ!という言葉は、本物ですね(^^)

f0076833_2356998.jpg

気合い満々で新年早々つくっているのは
アトリエツラナッテのトイレのオブジェ(^^)
トイレにはかなりのこだわりがある私たちと、それをなぜか理解してくれる建築士ヒカゲさん。このカップルの物語がどうなるのかは、またお店で明らかになります。
ことしも、よろしくおねがいします!
[PR]
by m_kirin30 | 2009-01-03 00:03 | 日常
<< 彫刻 メリークリスマス! >>