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東京

東京参宮橋のフリュウギャラリーさんで、彫刻のレストラン展を開催しました。

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たくさんの人に来ていただいて、お会いできた人たちも、お会いできなかった人たちも、あさちゃんも私もとっても感謝しています。

おなかがすいた人は、彫刻のレストランで身も心も満腹に!という願いが、少しでも伝わるとうれしいです。東京に出てたくさんの人に喜んでいただけたので、作家として、とても充実した一週間を過ごすことができました。

オランウータン君やマンドリル君、ドンちゃんやエルボちゃん、月君たちは、東京に連れて行くのは初めての事でした。

東京が、学生の頃は苦手でした。
兵庫の工業の町で育った私は、満員電車や人の波、きれいな服装や関東の言葉やアートシーン、すべてにリアリティがなく、造形大学のある八王子の山からほとんど出る事はありませんでした。
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大学は大好きで、朝6時くらいから黒シバ月君と登校し、デッサンやクロッキー、彫刻に明け暮れて、寝ても覚めても美術の生活は、私の根っこの栄養分を大きく蓄えてくれて、太く強く制作を続けられている気がします。

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月君と過ごした学生生活、ネコのチビちゃんを追い回してスケッチした毎日が、今の全ての生活の土台を作りました。

そのルーツは、もう少しさかのぼり、私が浪人時代にもありました。
そのころにアカデミックな美術のすばらしさや、デッサンの大切さや楽しさ、がんばる事で夢が叶っていく実感を教えてくれたのが、浪人時代の先生でした。
大学に入って、芸大に行けなかった私が、造形大学でがんばれたのは、大学時代の応援してくれる先生達のおかげでした。大学時代に、作品に仕上げていくクオリティや、モチーフに対峙する精神や、作品に捧げる愛情を教えてもらいました。

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いい先生との出会いは、一生を変えます。
この季節、たくさんの受験生の人たちが、悔しい思いをしているかもしれませんが、私のように、合格しなかった悔しさを栄養に、涙を流しながらがんばる事もできるはずです。
自分を認めてくれる場所に、全ての答えはあります。
同時に、自分を認めてくれる場所が、自分にとって一番の勉強の場所でもあります。

私の作品を好きでいてくれる人たち、応援してくれる先生、刺激し合える友達、その中にいられるのが、今はとても幸せです。
東京で、懐かしい人たちに会えて、みんな、自分のそれぞれの場所で、がんばっているんだと聞いて、心からうれしくなりました。

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私は、愛知でとりあえずがんばってみます。
5月2日に、彫刻のレストランと、アトリエツラナッテが始動します。
レストラン、というすてきな場所で、彫刻が展示できる事は、私にとって美術と生活が近くなる、とてもうれしい体験です。
愛知県に、ちいさな風が吹きますように。
東京の友達のところへいつか、届きますように、願いを込めて、がんばっていきたいと思います。
by m_kirin30 | 2009-03-26 23:15 | すてきなところ
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