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出会い

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東京の国立 アグレアブル ミュゼさんでの展示会が終わりました。
新しい出会いがたくさんあり、忘れられない5月になりました。
ここでほっと一息、展示会の波も終わり、アトリエ引っ越しの後は普通の制作の日々になりそうです。
オーナーさん達とあったかい時間を過ごして、天気もよくて、忙しさでぐるぐるになっていた糸がほどけたような、そんな時間を過ごせました。
カメのウララちゃんの彫刻も、日に当たって、気持ち良さそうでした。
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どうぶつの似顔絵も、たくさんのこどもたちや大人の方々が来てくださり、ずっと続けて行きたいな、と思いました。言葉の通じない外国の子供達にも、描いてあげたいな、と思いました。
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いぬのえかきも、みんないいこで、モデルをしてくれました。
東京をはなれてから5年、ようやく東京にもかえって来れるようになったんだな、と思います。

大学は、今思えば本当に楽しかったです。
かつて私は東京芸大を目指して3浪し、それでも芸大に行けず、合格させてくれた東京造形大学の彫刻科に入ることになりました。
くやしいのとかなしいので、春が嫌いになり、美術の神様にも見放されて、なんども悪い夢を見て泣きながら目が覚めました。

そんな私を、東京造形大学の自然と、ネコと、あたたかい先生達、個性豊かな同級生が、助けてくれました。
場所じゃないんだ、と、思いました。
美をつくるのは、カタガキでもなく、場所でもなく、人々なんだ、とおもいました。
そんな想いさえ強く持っていれば、どんな場所にいたって、美術はできる。

ものをつくるところ
かんがえるところ
おちつくところ
そんなばしょがあったなら
クンショウもカタガキも
いらんです

むかしの職人さんの遺言だそうです。

あれから5年、東京へのコンプレックスもすっかり消え、いまは友達のたくさんいる大好きな土地になりました。

そうしてまた新しい出会いがあり、ますます東京がすきになりました。
国立、という言葉を聞くと、アグレアブルさんのことを思い出し、笑顔になれそうです。

暮らすだけで苦しかった東京が、少しずつ、楽になってきたように思います。
また、9月に東京で展示会をします。
それまでひとまず愛知で、のんびり日々の制作をします。

今年もあと半年、仕事が続けられますように。
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サタデッサンのメンバーと、東京旅行。
モリさんの記念館に行きました。
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by m_kirin30 | 2010-05-06 13:09 | 展示
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