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まほうをかける。

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ミュシカさんでの展示会が終わりました。
アニマルペンダントと、一部の彫刻は引き続き北欧の森に仲間入りする予定です。
遠方の方々も来てくださったそうで、店主さんときゃあきゃあよろこんでいました。
9月いっぱいはまだまだミュシカさんはイベント目白押しですので、遊びに行ってみてくださいね!

展示やワークショップは、普段離れている皆さんとの距離が近くなる時間です。
今回も2回に分けて木彫りのワークショップをさせて頂き、たくさんの人と楽しい時間を共有することができました。
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生徒さんの作った木彫りのペンダント  1
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その2

みなさん、最初は彫刻刀の怖さと木の堅さと立体の難しさに、すごくどうしよう、どうしようとなります。けれど、形が見えてくるとだんだん楽しくなり、やがてはのめり込み、時間を延長してまでしっかり終わらせて帰ってくれました。

みんなで木を彫って、笑顔があふれたり、感動してくれたり。
わたしはそんな時間が嬉しくてしょうがありません。
自分は木の伝道者なのかもしれません。
ある日、一本のクスノキにまほうをかけられて、
「木とふれあう楽しさをたくさんの人に伝えるのだ」
と、ちいさいころ約束したのかもしれません。

木屑になってしまうようなちいさな木のカケラから、小さな小さなかわいい動物たちが生まれる。
これは、木に人がかけるまほうのような瞬間です。
目の色を塗ると、とたんに命が輝きだし、木の動物たちがこっちをみつめてきます。

素材が、命になる瞬間。
私はたくさんの命が生まれる瞬間に立ち会ってきました。
みなさん、ほんとうに嬉しそうに喜んでくださり、ペンダントも全員、つけて帰ってくれました。

うれしいなあ。
いつもそう思います。
自分が関わった事で美術に興味を持ってくれたり、
絵を描くことがすきになってくれたり、
木彫りにも挑戦してくれたり、
日常に美術のスパイスをふりかけてくれる。
そんな人が、ひとり、またひとり、増えるたび、
この険しく果てしない道も、選んでよかったんだと、思える日々です。
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ちいさい頃木にかけられたまほうを、たくさんのひとに伝えて、日常を楽しく明るくして行けたらいいなと、思っています。
また、木彫りのワークショップは定期的にミュシカさんで開催したいと思っているので、はじめての方もぜひ参加してみてくださいね!

今週金曜日9月10日から、「アズキムシの夏休み」展に出品します。
アズキムシを立ち上げてからはや7年、当時学生だった私たちも、いまはそれぞれ作家活動を全国に散らばりながら行っています。
全国の彫刻の虫たちが東京で集まり、今回は北欧からも参加してくれる方がいます。
関東地方の方は、ぜひ千駄木フリュウギャラリーに遊びにきてくださいね!
そのあと、24日からは、個展が同ギャラリーで開催されます。

国立 アグレアブル ミュゼさんにて 9月12日「いぬのえかきや」開催します。
午後13:00〜日没まで。 ワンちゃんを連れてきて頂くか、難しい場合は写真でも対応します。
ご予約はこちらから042-577-7353


p.s
今週のデッサン  バイク越しのシバちゃん。
以外と、乗り物を描くのが大好きだったりします。
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by m_kirin30 | 2010-09-06 13:18 | 日常
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