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いいとき、わるいとき。

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知らない人に会うのが苦手で、ワガママで自分勝手で、常識のない私が、木を彫る仕事のおかげで、どんな事でも進んでできるようになりました。
木を彫って生きていけるなら、どんな仕事でもうれしい。
仕事が、自分を育んでいるんだと、いつも思います。
仕事での痛みや喜びを食べて、毎日それをエネルギーにして生きている、そんな心地がしています。

美術の仕事は、よくひとりで、ものごとを決めないといけない瞬間に出くわします。
ひとつの彫刻の途中でも、こっちを彫ろうか、あっちを彫ろうか。
迷いながら、決めながら、探しながら、自分ひとりでどこをどう彫るか決めていきます。

ものをつくっているとき、ひとつ、大事にしている事があります。

作っていて、きもちいい、調子のいい時、迷いなく、すいすい進んで、もう間違いなくすすんでいけるような、つよい気分になる時があります。

また、作っていて迷いなやんで、落ち込んで、今までどう進んできたのかわからなくなって、彫刻と向かい合うのがつらいような時があります。
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いい時とわるい時、
どちらも同じくらいにおとずれるのですが、
わたしは、いい時だと思うときほど、実は試されているときで、
わるい時だと思っている時ほど、チャンスだと考えるようにしています。

苦しいときはチャンスだという言葉はよく聞きます。
きっと、自分のダメなところが見つかって、今までの自分では解決できない壁があらわれたとき、自分が苦しいときこそ、成長する、これは植物でも一緒だし、生き物全部にとって、くるしいときは、強くなるチャンスなのでしょう。

いい感じの時、その波にのまれてたのしもう、と今までは思っていましたが、
どうやらそれは間違いでした。
好調な時にこそ、その行動が試されている、そう思います。
富をもち、地位を持ち、権力を持った人間がどう動いてきたかで、国や歴史がよくもわるくも動いてきたように、
本当に試されているときというのは、チャンスが舞い込んできている好調のときなんでしょう。

調子のいいときほど、気持ちのよくものごとがすすんでいる時ほど、冷静に。いま、試されている。
最近は、そう思うようにしています。

10年でようやくスタートラインに立てた彫刻の暮らし、ここからはじまり、
ようやくここへ立てた、
きもちいいものをつくれたらな、と思っています。
来年はまた、あたらしいこともたくさん、はじめてみたいと思っています。

わたしのひとつの夢、音楽と美術をつなげていきたい、というもの、
そのライブイベントが、すこしづつはじまっています。

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12/19日詩人の三角みづ紀ちゃんと、詩と彫刻のライブをします!
高村光太郎の彫刻10ヶ条をもとに、部屋から世界までとんでいくストーリー。
わたしはラクダのライブ彫刻をします。
彫刻も数多く展示します。
同期間に展示している個展の動物たちを連れていくので、
大磯はちょっと遠い、という方にもおすすめです。みづ紀ちゃんの詩が、彫刻達を不思議な世界に連れていってくれます。
なんとみづ紀ちゃんとは、東京造形大学の同期。
学生の方にも、ぜひ見にきて欲しい企画です。
不思議でおかしなおもしろ空間に遊びにきて下さいね!

12/19日 
open 19:30 start20:30
charge¥2000+1d

入谷なってるはうす
東京都台東区松が谷4−1−8
03−3847−2113
ご予約 info@misumimizuki.com


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ふだんはアトリエにこもって彫刻をしているので、彫るところを見てもらうのははずかしいのですが、木から出る音とにおいはすばらしいので、ぜひ彫刻のある空間を、たくさんのヒトにたのしんでもらいたいです。
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by m_kirin30 | 2011-11-04 23:28 | 日常
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