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2010年 12月 15日 ( 1 )

ありがとう

先日大阪のラマダホテルで、ボダイジュフェスタというアートの祭典が開催されました。
ものすごくたくさんの人が来てくれて、びっくりしたくらいでした。
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大阪の人だけじゃなく、山口や広島や、四国や京都や三重や、他県の方もほんとにたくさんきてくださって、新作シバちゃんをなでなでしてくださって、こころから嬉しかったです!
しかし、人見知りの私、はじめて会う人にはうまく話せず、終始スタッフの女の子達にまかせっきり、お話できなかった皆様、すみませんでした。
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うれしかったのは、
たくさんの人の笑顔と、触れてくれるということ。
彫刻のシバちゃんをなでたり、ナナちゃんをさりげなくなででくださったり、
笑顔とワンセットで、手が自然に動物たちにのびる。

美術品って、触ったらいけないのじゃないか。
ガラスケースの中に入って距離を感じながらながめるしかない彫刻に、たくさんであってきて、
大人は、いつしか頭で美術を眺めるようになってしまうことが多いです。

だけど、今回の展示で、くるひとくるひとが、ほんとに自然と、彫刻の動物たちに触れ、
笑顔になり、だっこしたり手のひらで感じたり、
小さな動かない動物たちのようにふれあってくれました。

ここにいるのは、ただのたったひとつづつのいのち。
そこには私の表現なんてものは全くなくて、シンプルに動物たちのそのままの姿がそこにいる。

そういう、めのまえの、いつもの、あたりまえのものが一番うつくしい。
そのことをただ伝えたい。
私は見えたものをそのままつくることだけに命を注ぎたい。
こころ閉ざしてしまった人でも、自然と手が伸びる彫刻があったなら、
あたらしい美術の形が、つくれるんじゃないかとおもっています。

いまが一番うつくしいんだということ。
いまが一番すてきな世界に生きているんだということ。
つらかったことも、すべて自分の物語のための大事な出来事だったんだということ。
どんな環境にある人でも、そのことを思い出せたら、
めのまえのふとしたもので、感動し、しあわせを感じることができる。

今苦しくても、こころつよく、がんばれるんじゃないか、
世界はこんなにうつくしいものであふれているんだから。
きれいごとだと言われるかもしれないけど、
私は世界はきれいごとだとおもっています。
きれいごとを支えている、たくさんのがんばりやのものたち。
そのどちらもリアルにつくれたらなと思っています。
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今回友達ができました。
以前からあこがれだった銅作家のハヤカワさんが、話しかけてくださったことや、
超自由なイラストレーター ヘロシナキャメラさん(シバちゃん横写真の方)に出会えたこと。
人見知りの私にとって、作家の友だちがふえることは、人生でも少ない出来事。
日本に帰って、最初のうれしい出来事でした。
来てくださった方々のなかには、死んでしまったニャンコのお話を私にしてくださった方もおられて、一緒になってうるうる。涙をこらえるのに必死でした。
みなさん、ほんとうに、ありがとうございます。
自分に任せてくださった仕事を、こころから大切に、
ひとつひとつ、作っていきたいと思っています。
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ヘトヘトでくたくたになるまで働いてくれたスタッフのみんなにも、心から感謝しています!
いい作品を作って恩返しがしたいな。
by m_kirin30 | 2010-12-15 00:43 | 展示